建築模型

chaise longue 02 建築模型1/50 その1

設計事務所に入ってまず初めにやるのが模型造りというのが多いのではないでしょうか。自分も概ねそうでした。

この模型造り意外に手間であまり得意ではありませんでした。住宅であれば1/50ぐらい、大型物件であれば様々で規模に合わせて1/100~1/500ぐらいで造ることが多いです。

chaise longue 02 建築模型1/50 その2

ただ最近では3DCADが少しずつ普及してきて、模型作りの必要性も少し薄れつつあるかもしれません。

chaise longue 02 3DCGパース

そもそも模型はボリューム(立体的な大きさや形など)を確認する目的で造っているので、それがパソコンやタブレットなどで確認することができればあえて手間暇をかけて造る必要がありません。それでも実際に物理的な形を造ることはやはり有益なことも多いとは思いますが・・・。

chaise longue 02 竣工写真

自分の場合も最近ではほとんど模型は造っていません。3DCADは導入していませんが、パースを起こす時に3Dでモデリングするので、そこで確認していますしパースを描く一番の理由がやはり全体的なボリュームの確認や収まり(図面との整合性の確認)のためです。

chaise longue 023DCGパース 夜景東側

chaise longue02は東側の立面がきれいなのですが、両隣に建物があり実際には撮影ができませんでした。ドローン撮影ができればよかったのですが、1枚の写真のためにドローン撮影を依頼するのもなんだかもったいないので、とりあえずCGパースだけでも置いておきます。

アゼルバイジャンの建築

wikiより拝借

CMでも見たことある人がいると思うが、あのザハ・ハディドの設計による建築物ヘイダル・アリエフ・センターだ。

すごい曲線ですね。自分のように直線的な設計しか出来ない人間にとっては圧倒的です。いつも思うが曲線を使って美しいデザインをするのは本当に難しい。しかもこのような不規則な複雑怪奇な曲線で美しく見せることが出来るとは。

ところでアゼルバイジャンってどこ?ってなると思うがカスピ海の西側に位置するこの場所です。旧ソ連解体後1991年に独立国となったようです。

wikiより拝借。アゼルバイジャンのペンギン3匹

上はアゼルバイジャンのペンギンことフレイムタワー。設計はHOKでアメリカの組織設計事務所。世界で4番目の規模の事務所だそうだ。

アゼルバイジャンは火の国と言われるそうで上のフレイムタワーもその名の通り火をイメージしているのだろうが、自分にはペンギンにしか見えない。ホテルや住戸オフィスなどが入る複合施設だそうだ。

他にもアゼルバイジャンには素晴らしい建築物がたくさんあるようだが、現在では第二のドバイと言われるような土地柄で、その裏にはやはりバクー油田という豊富な地下資源がありバブルの様相を呈しているようにも見える。

モダンな建物

wikiより拝借 フランク・ロイド・ライト 落水荘

モダン。直訳すると現代的とかそういう意味だが、建築でいうモダニズム建築は少し意味合いが違う。

これは建築様式の一つでゴシック建築とかバロック建築とかルネサンス建築などの様々な建築様式の一つとしてモダニズム建築がある。

モダン=現代的、近代的という意味だけあって現在最も新しい建築様式の一つだ。新しいとはいえその建築様式が確立されたのは100年以上も前で、メジャーな建築物は1950年前後が多い。家具やインテリアでよく耳にするミッドセンチュリーと時代はほぼ同じ頃だ。

これは当然でこの当時の著名な建築家が家具やインテリアもデザインしていることが多くその流れを汲んで大筋ではそのようになっている。

wikiより拝借 何かと話題のパリのノートルダム大聖堂

モダンな建物の歴史は簡単にまとめるとこのような感じで、本題のモダン建築とはなにかというと、上のパリのノートルダム大聖堂を見てもわかるようにフランク・ロイド・ライトの落水荘とは全く違う。

モダニズム建築は基本的には装飾を排し合理的であったり機能的、見た目には直線的で立方体に近いものが多い。無駄を省いているのでモダンな建物はそれ以前の建築様式より経済的でもあるだろう。

ただしそれを現在の日本の戸建て事情に当てはめると必ずしも合理的・機能的・経済的とは言えない部分もあるのでそこは注意が必要ではないかと思う。

それでも自分はほんの少し和のテイストを取り入れた、和モダンもどきのような建物が結構好きで実際そんな感じの建物の設計が多くなっている。

wikiより拝借 ミース・ファン・デル・ローエ バルセロナ・パビリオン

上のミースのバルセロナ・パビリオンは今から90年ほど前の建物だが、個人的には全く古さを感じない。優れたデザインはどんなものであれ不朽であると信じている。

雨宿りするスズメ

木陰で雨宿りするスズメ

突然の大雨に慌てたのか裏庭のソメイヨシノでたくさんのスズメ達が雨宿りをしていた。ここは眉山に近いためか、あまり見慣れない動物達がたまに見られる。

写真がないのがざんねんだが、トマコ(イタチ)やハクビシン、夜にはフクロウも庭に訪れたことがある。

南側、東側中央部にちょっとした庭を設けている。

庭の手入れは面倒だが、少しとはいえ緑があることで四季折々の表情が見られ、たくさんの動物達も現れる。密集地や分譲地などで大きな庭は難しいかもしれないが、気持ち程度でも庭木がある方が自分は好きだ。

すでにびしょ濡れのスズメ

中にはびしょ濡れになっているスズメもいた。こんな状態でも飛べるのだろうか?

猫棚、猫柱、猫梁

我が家の猫達の様子

この建物を設計する前から猫を飼うつもりであったので、なるべく猫にストレスがかからないよう、また室内飼いなので運動不足にならないよう気を配ってあげた。

梁に登るための棚を設置し、柱には麻のロープを巻き付け木登りと爪研ぎができるようにしている。大したことはしていないがこれだけで猫達は結構満足しているようだ。

ベビーベットは予想通り猫に占拠されてますね。

タケノコ にょきっき

タケノコ ニョッキその1
タケノコ ニョッキその2

自宅前西側の脇に遮光・目隠しと雰囲気造りのために孟宗竹を植えている。毎年3月の末頃から4月の上旬にかけて何本か生えてくる。

孟宗竹なので春先に私達が美味しく頂いているタケノコと同じものだ、植えている土壌にもよるが放置しておくと15mぐらいは平気で伸びる。

山で取れるタケノコは頭が見えている状態ではすでに食するには遅いと言われているが、庭に植えているものは根が浅いので上の写真くらいであれば、まだなんとか食べられる。竹の密度をもう少し上げたかったので今回は食べずに成長させることにした。

本来竹と建物の相性は実はあまり良くないのだが、防根シートや基礎を工夫することで7年経過した今もなんとかなっている。

竹は節の上でカット

上の写真のように節の少し上でカットしてあげるとそれ以上は上には伸びないので、庭木などで竹類を植えている方はある程度伸びたらそうしてあげると良いかもしれない。住宅街だと上に伸びすぎると電線に接触したり危ないですからね。

2019/06/23現状

竹の成長は早いので現状ではこのようになっている。もうタケノコの面影はどこにもないですね。少し葉が多いのでまた少し落としてあげてもいいかもしれない。

blogの目的

鳴門方面より淡路島を臨む

当ブログをご覧頂きありがとうございます。建物を設計する人物がどのような人間なのかを事前に知ってもらうことで、よりスムーズに話を進めることができるのではないか?また自分であればどのような設計をするのかはもちろん、その人物の”人となり”をある程度は知りたいと思います。

そのような理由からこのブログはANTENNA DESIGN(相原正敏)がどのような人物なのかを知ってもらおうと思い、自分の考えや趣味などを赤裸々に綴っています。もちろんそれだけで全てが分かる訳ではないですが、ある程度参考になれば幸いです。またそれらとは無関係に訪れた方も、楽しんでいってもらえれば嬉しく励みになります。

どうぞよろしくお願いいたします。

住宅設計の難しさ

chaise longue02の打ち合わせ時のパース その1
chaise longue02の打ち合わせ時のパース その2

自分は元々いわゆる組織設計事務所で、公共物件や民間でも大型物件の設計を担当していた。基本的に不特定多数が使用する建物なので必要な設備や環境が整っていれば、誰が使用しても当たり障りのない無難な設計にしていればひとまず文句は言われない。個人で所有し使用するわけではないので突っ込んだことも言われにくい。技術的・手続き的な煩雑さなどは多いが・・・。

しかし、住宅や店舗など特定された個人が使用する建物となると自分がお金を捻出し自分で使用するので、自分の好みの建物にしたいとなるのは当然で、その分注文も多い。更に個人個人で趣味や好みも違うので一つ一つデザインや間取りも異なってくる。

その個人の趣味や好みを読み解くのが難しく、打ち合わせを重ねある程度はヒアリングするが、それだけでは足りない部分も出てくるので、言いたくても言えなかったようなことまである程度推測し資料を作成していく。

そしてたたき台としての資料をみてもらい再度打ち合わせするが、ここでばっちりハマることも少ない。あくまでたたき台なので修正や、まるっきり異なったデザインや間取りを再度提案することもある。

何度も修正や打ち合わせを重ね、予算・デザイン・間取りが満足するものが出来ればここから本格的にスタートとなる。

たまに”何度も修正させて申し訳ない・・・”と言われることがあるが、その過程も楽しいものであるし、むしろ何度も打ち合わせ修正を重ねないと、その人の最適解にたどり着けなかった自分の方が申し訳ないとも思う。

ちなみにアンテナデザインでは好みの回答が出せるまでの提案の段階ではお金は頂いていないので安心してご相談下さいね。

chaise longue 02 竣工写真 その1
chaise longue 02 竣工写真その2