たまには釣りでも(鳴門 内の海)

少し前になりますが、一番寒かった頃釣りに行ってきました。

この時期は徳島市周辺では水温が下がりきっているため釣果はほとんど望めません。

水温の高い県南の方へ行くか、潮がよく動き水深のある鳴門・淡路方面へ行くかしかありません。

そこでこの度は時間的距離の短い、内の海へ行ってきました。

鳴門 内の海で釣り

上の動画からもわかるように、とても景色がよく穏やかな釣り場です。

とはいえ足元からドン深で20m程度沖では水深15mほどはありそうです。

竿一本先(5mぐらい)で3ヒロ、ちょい投げ(10mぐらい)で7ヒロぐらいの水深でした。

ムラソイ?クロソイ?

この時期なので釣れないだろうと思いながら竿を出していましたが、なんとか一匹だけ釣れてくれました。他のあたりはなかったです。

水深がある場所なのであわよくば真鯛と思っていましたが・・・。

釣り方はフカセ釣りとブッコミ釣りで、フカセの方に食ってきました。ブッコミ釣りは一回も餌を取られなかったです。1月の末ころ夜釣りブッコミで一度ヒラメが食ってきましたよ。餌は冷凍のイワシでした。

でこの根魚ですが、私にはあまり馴染みがないので誰なのかイマイチわかりません。

写真では大きさがわかりにくいですが、意外に大きいです。40cmほどありました。

調べたところ恐らく「ムラソイ」だと思うのですが、正確にはわかりません。

お造りと唐揚げにして食べましたがとても美味しかったですよ。

徳島のシーカヤックポイントその3

甲浦

徳島のというかもはや高知県になりますが、県南の徳島と高知の県境付近の甲浦です。

ここは湾になっているので、湾内であれば沖が少々荒れていても十分遊ぶ事ができます。黒潮の影響を受けやすいので冬場でも徳島市近郊ほど海水温は下がりません。

そのためにサンゴや熱帯魚も豊富でとにかく海の中は綺麗です。水深は深い場所でおよそ10mとさほど深くはないので、初心者の頃スキューバで潜ったことがあります。

ツバメウオの幼魚

上の写真はツバメウオの幼魚というか成魚の手前ぐらいですが、結構大きいです。今は縦長ですが大人になるにつれて横に伸びていき普通の魚の形になります。幼い頃縦長なのはサンゴやロープに擬態するためだそうです。確かにこのツバメウオもロープから離れず泳いでましたが、バレバレですね。ちなみに本当に小さい頃は茶色い枯れ葉のような色と形でゆらゆらと横向きで泳ぎます。

ハリセンボン

上はハリセンボンの後ろ姿。泳ぎが下手なのですぐに触ることが出来ます。ツンツンしていると体を膨らませて怒ります。ちなみにハリセンボンの棘は1000本もなく約400本ぐらいです。

ツノダシ

いかにも熱帯魚らしいツノダシ。これによく似たのでハタタテというのがいますが違いはしっぽの色が黒か黄色かとか、ツノダシのほうがビローンが長いとかの差で自分もパッと見よくわかりません。

甲浦はこんな感じでとても豊富な熱帯魚達がいる綺麗な場所です。海が好きな方には是非一度訪れてほしい場所ですね。

鳴門亀浦漁港で釣り

亀浦漁港

ここは手前は浅いけど魚影は濃い場所だと思います。ぶっこみ釣りでは根がかりが多いですね。

夕方から小一時間ばかり釣ってみたけどエサは取られるものの本命のあたりはなかったです。

撒き餌を撒いて寄せてあげると多分色々と釣れると思いますが、今の時期はとにかく暑いのでなかなか長くは居られないですね。

この時期の釣りはとにかく水分補給をまめにして熱中症に注意しましょう。

亀浦観光港でカンダイ釣り

とても良い天気

先日久しぶりにカンダイ(コブダイ)狙いで鳴門の亀浦観光港へ行ってきました。非常によい天気で車の外気温計も35℃ととても暑い。

徳島の波止の中ではカンダイに関しては屈指の魚影の濃さだと思います。ボイルオキアミなんかをパラパラと撒いていると、時によれば80cmクラスが5匹6匹と集まってきます。

ただ根が荒いのでブッコミ釣りだと気をつけないと結構根掛かりします。本命は外向きだと思いますが内向きでも釣れます。外向きは遠投のサビキ釣りの人が多いのでそちらは譲って自分は専ら内向きで釣ってます。

ちなみに近くの亀浦漁港もカンダイの魚影は濃そうですが、少しサイズが小さい気がします。あとエサ取りが非常に多いですね。

対岸は淡路島 風力発電が並んでますね

この時期は日中はさすがに暑すぎるのかこの日は外向きもそれほど人がいませんでした。で、肝心のカンダイですがハリスが傷んでいたのを分かっていながら太い(50lb約15号)から少々大丈夫だろうとたかをくくっていたのが仇でした。瞬間的にパワーのかかるカンダイ釣りではご法度ですね。喰った!と思ったらそこから切れてました・・。釣りで無精すると必ずこういう結果になります。次こそは!

マリンピアで花火?そして5本超のタチウオ

津田の花火?その1

手持ちのスマホで撮った写真なのであまり綺麗ではないが、先日マリンピアでタチウオ釣りをしていたら突然花火が上がった。場所的には新町川を挟んで対岸の津田の岸壁近辺だと思う。

津田の花火?その2

なんの花火大会だったんだろうと調べてみてもよくわからない。ただ、マリンピアのバスターミナルあたりから見ると真ん前ぐらいに見えるのでとても大きく見えるのでとても良い。毎年やってるなら子どもが大きくなったら是非連れて行ってあげたいと思った。

実はこの日、一匹だけだがかなり大きいタチウオが釣れた。写真を撮ってないのが惜しいが自分の手のひらより軽く大きかった。言わば指5本以上だ。

これはついにドラゴン級(一般的に1mを超えるタチウオのこと)か?と思って計ってみたら90cmだった。指5本を超えるサイズはほとんどの場合1mを超えているはずだが、このタチウオはそうでもなかった。太短い。

今の時期は数は出ないが、当たれば大きい。

自分はタチウオ釣りの時引き抜くのが面倒なので3号のインターラインを使っているが、3号の磯竿でもちょっとだけ手こずった。いや久々に面白かったですよ。

徳島のシーカヤックポイントその2

阿南市 大潟町

ここのところ雨続きでなかなかシーカヤックが出せていない。

一人では行けないので友人と時間が合った時でなければ行けないが、今度はここに行ってみたいと思っている。

下見はしたことがあるので多分大丈夫だろう。大小の島が点在しているので大型船に気をつけて島巡りをしてみたいと思っている。なかなか面白そうだ。

シーカヤックで一番怖いのは大きな船だ。そこでmarin traficというサイトもしくはfindshipというアプリを使うと現在航行中の船がリアルタイムで表示されるので、それを参考にすると良いかもしれない。

マリンピア沖洲でタチウオ釣り

中央の緑は電気ウキ 長時間露光でモジャっとしてます

徳島市内から近くて便利なマリンピア沖洲。季節ごとに色んな釣りが楽しめ、車を横付け出来るので楽。他の場所に比べるとやや魚影が薄いのが難だが、近いのは何よりまさる。

ここらでは今の時期あたりからタチウオが釣れ始める。初期の頃はやや大きめのものが釣れ、やがて少し小ぶりになり、また秋が深まるに連れて大きくなるのがこのあたりのタチウオ釣りの流れだ。

釣れるときは釣れるが釣れないときは全く釣れない

自分はもっぱら夜釣りでキビナゴなどを使ったエサ釣りがメインだが、この時期は疑似餌を使ったワインド釣法などの方に一日の長があるように思う。エサ釣りでも釣れなくはないし何より楽。それほど難しい釣りではないので、初心者やファミリーフィッシングにも適していると思う。

またタチウオはご存知の通りタンパクでかつ美味しい魚なので持って帰っても喜ばれる。料理のバリエーションも豊富なので飽きもこない。小骨が多いのが難だが、自分は小骨も全て処理してから妻にバトンタッチしている。

マリンピア沖洲で名人”小里哲也”さんと会った

先日たぶん6月の下旬頃マリンピア沖洲の突堤、先端あたりで午後から約2時間ほど釣りをしていた。先端と言っても現在は工事中なので柵が設置されておりそこまでしか行けないが。

散歩がてらの釣りでマキエサも何も持たず挿し餌だけ(大きなエビ)持って、カンダイ(コブダイ)狙いだ。ここでは何度か大きなカンダイ約70cmぐらいが泳いでいるのを目撃しているのであわよくばというぐらいの気持ちだった。

周りが少し騒がしかったので、イヤホンをしてラジオを聞きながら釣りをしていると、後ろから声が聞こえた気がしたので振り返ってみると、なんと徳島の初代釣名人”小里 哲也”その人だった。

自分がフカセ釣りを始めたのは父親がやっていたからだが、ある程度興味を持ってからは自分で色々と勉強をし、この小里哲也名人の本をよく読んでいた。

現在日本全国で普通に行われているフカセ釣りというのはほとんど阿波釣法と呼ばれるもので、それが広まったのもこの人の功績が一番大きいと思っている。

カンダイ(コブダイ)ってこんな魚。

くだらない釣りをしている自分に気さくに声をかけてくれた。カンダイを釣っていると言うと小里さんもたまにカンダイ狙いで釣りをすることがあるそうだ。カンダイなんてどちらかというと外道とされる魚であまり専門に狙う人なんていないと思っていたので少し驚いた。まだそこまで大きくないお孫さんがいるようで、”カンダイ釣りでお孫さんに竿を持たせていたら海に引っ張り込まれそうになった”なんて話もしてくれた。

もうすぐ80歳になる高齢だが、今も現役で競技会なんかも出ているそうだ。背筋もピンとして健康的な褐色の肌で到底その年齢には見えない。せいぜい60歳ぐらいの見た目だ。

今の時期は吉野川や今切川で、日中チヌ狙いのフカセ釣りをしているそうだ。この時期はあまり大手にはチヌは少なくやや川の中の方に入ってきているとのこと。この記事を書いている今頃なら岸壁にもチヌは付き出す頃かもしれないが。

このような名人と一度でいいから一緒に釣行してみたいものだ。多分一人で行く100回の釣行より勉強になるだろう。今思えば写真の一枚でもお願いすればよかった。

徳島近辺のシーカヤックポイント

画面中央の青いマークの場所

シーカヤックには当然船舶免許の必要がないので、自己の責任においてどこへ行こうが自由だ。和歌山から紀伊水道を経て徳島まで漕いだ人もいるようだ。

とはいえ自分の安全の為、他の船舶や仕事の邪魔をしないようになるべく配慮しなければならない。さらに二人乗りのカヤックのような大型になると浜のような場所からでなければ乗り降りは大変であるし、その浜近くまで車が行けないと運ぶのも大変だ。

徳島市近郊で比較的安全に遊べるポイントとして勝浦川河口、勝浦浜橋したの河川敷きあたりから出発するのは結構おすすめじゃないかと思う。

流れも穏やかで少し漕ぐと大神子海岸をはさんでちょっとした岬がある、険しい山伝いでなければ行けない砂浜もシーカヤックでならなんなく行けるので遊べる場所も多い。

釣りならば岬周辺でシーバス、アコウ(キジハタ)、時期によればツバスやハマチの回遊もあるだろう。カヤックからのフカセ釣りは難しいが可能であればグレやチヌの数釣りも出来るのではないかと思う。

ただ素人の一個人の意見なので、全て鵜呑みにしないでね。

上の地図のスタート地点はこんな感じです。

カヤック・ア・ゴーゴー

先日友人と休みが合ったので、久しぶりにカヤックを漕いできた。天気・気温・風・波とも程よくいい日和だった。

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カヤックは上半身で漕ぐ自転車のようなもの、自転車との大きな違いは陸からは決して見ることができない非日常的な景色とアイレベルの低さだと思う。普通に漕いでいるだけで十分楽しい。ただ自分の場合スポーツより遊びに重点を置いているのでこのカヤックはフィッシング用のシーカヤックで2.5人乗りのもの、大人二人と子ども一人まで乗ることができる。スピードはさほど出ないが安定性抜群なので安心感がある。陸からは絶対に行けないポイントへ行って竿を振ることができるのは、釣り人にとっては夢のようなことだと思う。ただ自分の場合カヤックフィッシングはほとんどせず終始漕ぎ続けている。何故かカヤックに乗っているときはあまり釣りをする気にならない。

ただし楽しいカヤックではあるが大きな欠点があって、非常に重くさらに長さもあるので一人で運ぶのが困難なことだ。一番大変なのが車へ乗せるのと降ろすこと。特に大型のSUVやクロカン車のように背の高いクルマだと一人はおろか二人でも不可能なほどに大変。せっかくのカヤックも車に乗せることができなければ意味がない。

THULE HULLAVATOR

そこで役に立つのがTHULEのHULLAVATORだ。実際の使用感や動作は上の動画にまとめておいたので良ければ参考にしてほしい。当時この商品日本では売られていなく、アメリカから個人輸入で取り寄せたが、今は日本でもバージョンアップして売っているようだ。価格はコミコミで7万円前後だったと思うが、今は10万円前後と結構値上がりしてるよう。今回は友人のランクル100に取り付けて実験してみた。乗せるときまた降ろすとき不安定かつ重そうに見えるが油圧が作動しているのでカヤック本体は肩に乗せているだけでほとんど力は必要ない。