地盤調査 SWS試験(スクリューウエイト貫入試験)

建物を建てる前に必ず必要かつ重要なのが地盤調査です。

地盤がどのような状態であるのかを調べ、ベタ基礎のみで大丈夫なのか、もしくは地盤改良や杭が必要なのかを判断します。

いくら上部構造が丈夫であっても軟弱な地盤やゆるい砂上の地盤では液状化を引き起こし、地震で傾いたり、そうでなくとも経年の接地圧で同様に傾いたりしてしまいます。

そういった意味で建築前の地盤調査はとても重要になってきます。

戸建て住宅や小規模建築物に使われる最も一般的な地盤調査の方法がSWS試験(スクリューウェイト貫入試験)です。

あまり聞き覚えのない試験方法だと思った方もいるかと思いますが、いわゆるスウェーデン式サウンディング試験のことです。

以前まではスウェーデン式と呼ばれていましたが、国際規格との照らし合わせや、日本独自に進化した部分もあるので2020年にJISが改正されスクリューウェイト貫入試験と変更されたようです。

実際の作業はさほど時間はかからず、規模や土地の状況によって変わりますがおおよそ半日程度で、費用の方も3万円前後でリーズナブルです。もし必要な方がいらっしゃれば手配いたしますのでお問い合わせ下さい。

SWS試験の様子

上の写真は鉄骨2階建ての事務所の建築予定地の調査風景です。更地で障害物もない場所なので二時間弱で5箇所のポイント全てを取ることが出来ました。砂・礫・粘土で地耐力もそこそこ期待できそうです。