ブルーインパルス

2016/08/12 tokushima blueImpulse1

これは2016年8月12日に阿波おどりの開幕に合わせて行われたブルーインパルスの展示飛行の写真です。

自分は幼い頃から乗り物が好きで車や船そして飛行機も好きでした。子供なので飛行機の中でも戦闘機のようなものが好きでよく本を見ていたのを覚えています。

これは大人になって気づいたことですが、そういったものが好きな理由の一つとして”機能美”があるのではないかと思っています。

例えば日本刀。これはいかによく切れるかという一点のみを追求して完成された究極の機能美だと思います。当時の主の目的は人を斬るとういう恐ろしい行為でありながら、その姿カタチは美しいという。妖艶な魅力があります。

同様に戦闘機も機能美を追求されたものの一つだと思います。ブルーインパルスは戦闘機ではなくT-4という練習機ですが、それに近い性能を持っています。

音速を超えるスピードで飛ぶ飛行機は、音速付近で生じる大きな抵抗を減らすために断面形状の変化が少なくなるように設計されています。当然それだけではなくたくさんの条件をクリアするために試行錯誤を重ね、今現在完成している形はやはり”機能美”と言えるでしょう。

An F-15C Eagle prepares to refuel with a KC-135R Stratotanker Sept. 12, 2013, en route to the Arctic Challenge Exercise in Ørland, Norway. The F-15C in coordination with fighters from other nations provided the air-to-air attack element in many of the scenarios during the exercise. (U.S. Air Force photo/1st Lt. Christopher Mesnard)

中でもF15という戦闘機は自分が生まれた年の1976年に運用が始まったものですが、改修を重ね40年以上たった今でも、現役で世界中の空の安全を守っています。これはそれだけ基本設計性能が高く、その目的に関しては完成形に近いものだったのでしょうね。

2016/08/12 tokushima blueImpulse2
2016/08/12 tokushima blueImpulse3

十人十色の住宅建築では”機能美”も様々ですが、その住まいての方にあった最高の”機能美”を提供することが出来ればと思っています。