去年の夏の終わりの頃、リビングに設置しているメインのエアコンが壊れてしまいました。
当然冬場の暖もエアコンに頼っていたので、ないと困るのですが面積約20畳と天井高4.1mの容積を温めるエアコンともなると値段も馬鹿になりません。
そこで以前から気になっていたトヨトミの対流式石油ストーブを購入してみました。
カタログでは木造12畳となっていましたが、我が家の広い容積を持つ部屋も期待以上に暖めてくれました。というか一般的な天井高2.4mで12畳の部屋に置いたら逆に暑くて困るのではないかと思います。
今年の冬は徳島にしては少し寒いと思いますが、これを書いている今現在寒さで困ることはありませんでした。
ちなみに外皮性能というか環境性能は次世代省エネ基準をクリアする設計としています。
今現在新築の住宅でこれをクリアしていない家はないと思いますので、このトヨトミの対流式石油ストーブ(KR-47A)の能力であれば、倍の24畳ぐらいは大丈夫なのではないでしょうか。
品番からわかるように暖房能力は4.7Kwということですが、壊れたエアコンの暖房能力6.3kwと比較すると対流式石油ストーブの方が暖かく感じました。
これは石油ストーブならではの視覚的な効果や遠赤外線効果などによる付加価値によるものかもしれません。
石油ストーブを購入するにあたり、2歳の子供と猫5匹(今は4匹ですが・・・)がいるので少し不安でしたが、子供は言って聞かせたら素直に危ないものと認識してもらえましたし、猫達も言わずとも危ないことはしようとはしません。動物の感なのか、きちんとキルゾーンはわかっているようです。
さらに暖かいことはわかっているので、ストーブをつけると一匹また一匹と少しずつ上の写真のように集まって来ます。なかなかしたたかで可愛いです。
ただやはり良い事ずくめでもありません。
・まず今現在のように石油高だと灯油代も馬鹿になりません。(灯油1L100円ってなんなん。)
・灯油を買いに行って灯油を入れる作業やその時に充満する匂い。
・点火、消火時の匂い。定期的な換気の手間。
・直接化石燃料を使用し燃焼させているのでやはりある程度、安全には気を使う。
などがあります。どれも石油ストーブを使うに際して当たり前のことですが、手軽さや安全性でいうとエアコンが便利かもしれせんね。
あと燃費に関してはこんなものかな?という程度です。私は自宅で仕事をしているので、四六時中家にいるわけですが、少し控え目に使用して一ヶ月あたりの灯油使用量は40L~60Lといったぐらいでしょうか。