美味しい焼き芋の作り方

季節外れのサツマイモを頂いたので美味しく作ってみようと思います。

美味しく作る最大のコツは低温(60~70℃)で長時間です。サツマイモに含まれるデンプン(アミラーゼ)は65℃ぐらいで分解され糖分に変わり、その温度を超えると上手く変換されません。いかに上手くデンプンを分解するかが鍵になってきます。

まずお芋さんを濡れた新聞紙で包みます。急な温度変化を防ぎ高温になりすぎないためです。

次にアルミホイルで巻きます。アルミは熱伝導率が高いのでなるべくお芋さん全体を均一な温度で焼くためです。余分な水分を飛ばす為に穴を開けたりギチギチに巻かないようにします。

最後に七輪で焼きます。炭の遠赤外線でじっくり焼くのがよいのであまり強火にならないように注意します。今回は時短のためやや強火で約1時間ほど焼きました。

完成です。お芋さんの外周部が蜜化しているのがわかるでしょうか。

もう少し時間をかけて低温で焼けばもっといい感じになると思います。手間と時間はかかりますが美味しく焼き芋をつくることができると思います。まだ旬ではありませんが、10~11月頃のサツマイモはもっと甘くて美味しいと思います。鳴門金時ならなおさらです。

七輪はなにかと料理に使えるので手間を惜しまないのであれば、あると楽しいですよ。

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