かなり久しぶりのブログ更新です。
先日画像動画の整理をしていたら、長女の面白い動画が出てきたのでyoutubeにアップしました。
それではご覧下さい!
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建物を建てる前に必ず必要かつ重要なのが地盤調査です。
地盤がどのような状態であるのかを調べ、ベタ基礎のみで大丈夫なのか、もしくは地盤改良や杭が必要なのかを判断します。
いくら上部構造が丈夫であっても軟弱な地盤やゆるい砂上の地盤では液状化を引き起こし、地震で傾いたり、そうでなくとも経年の接地圧で同様に傾いたりしてしまいます。
そういった意味で建築前の地盤調査はとても重要になってきます。
戸建て住宅や小規模建築物に使われる最も一般的な地盤調査の方法がSWS試験(スクリューウェイト貫入試験)です。
あまり聞き覚えのない試験方法だと思った方もいるかと思いますが、いわゆるスウェーデン式サウンディング試験のことです。
以前まではスウェーデン式と呼ばれていましたが、国際規格との照らし合わせや、日本独自に進化した部分もあるので2020年にJISが改正されスクリューウェイト貫入試験と変更されたようです。
実際の作業はさほど時間はかからず、規模や土地の状況によって変わりますがおおよそ半日程度で、費用の方も3万円前後でリーズナブルです。もし必要な方がいらっしゃれば手配いたしますのでお問い合わせ下さい。
上の写真は鉄骨2階建ての事務所の建築予定地の調査風景です。更地で障害物もない場所なので二時間弱で5箇所のポイント全てを取ることが出来ました。砂・礫・粘土で地耐力もそこそこ期待できそうです。
上の写真は私がお手伝いさせてもらった物件で、デザイン面では携わってはいないのですが光と影が美しく調和していたので写真を撮らせてもらいました。
照明器具はお施主さんが選んで来たらしいのですが、なんとも趣のある美しい照明です。恐らく光の落ち方もイメージ通りなのではないでしょうか。
吉村順三を彷彿とさせますね。
このブログのタイトルにある陰翳礼讃とは谷崎潤一郎による随筆のタイトルで元来の日本家屋における光と影がおりなす美しさを綴ったものです。
しっとりとした落ち着いた雰囲気のある場所というのはだいたい、少し暗めの暖色系の照明を使っているかと思います。
本来「家」というのはくつろぐ場所であるはずなので、そのように設計してもよいとは思うのですが、現実には「家」でくつろぎもすれば作業もし、読み書きもするし、掃除もします。
求められる環境は住む人々によって様々なので、しっかりヒアリングして計画しないとクレームにつながってしまいます。
一般的には玄関は趣きのある雰囲気、リビングはくつろいだり作業したり色々なことをするのでフレキシブルに、寝室は寝るだけなので暗く落ち着きのある雰囲気に、キッチンは調理場などは作業する場所なので明るくダイニングは明るくかつ趣深い感じがよいのかなと思います。
西洋建築の場合ヴェルサイユ宮殿などに見られるように、影を落とさないようとにかく明るくきらびやかです。
一方で日本建築の場合光があれば影もある。光と影は対のもので消してしまうことは難しい、それならばその影をも侘び寂びの心で楽しんでしまおうという思いが感じ取られます。
建築は見るものによって評価の変わるものです。照明においてもどちらが良いというものはないと思いますが、日本の老舗ホテルや旅館などはやはり光と影を意識した設計がされていることが多いように思います。
少し前になりますが、一番寒かった頃釣りに行ってきました。
この時期は徳島市周辺では水温が下がりきっているため釣果はほとんど望めません。
水温の高い県南の方へ行くか、潮がよく動き水深のある鳴門・淡路方面へ行くかしかありません。
そこでこの度は時間的距離の短い、内の海へ行ってきました。
上の動画からもわかるように、とても景色がよく穏やかな釣り場です。
とはいえ足元からドン深で20m程度沖では水深15mほどはありそうです。
竿一本先(5mぐらい)で3ヒロ、ちょい投げ(10mぐらい)で7ヒロぐらいの水深でした。
この時期なので釣れないだろうと思いながら竿を出していましたが、なんとか一匹だけ釣れてくれました。他のあたりはなかったです。
水深がある場所なのであわよくば真鯛と思っていましたが・・・。
釣り方はフカセ釣りとブッコミ釣りで、フカセの方に食ってきました。ブッコミ釣りは一回も餌を取られなかったです。1月の末ころ夜釣りブッコミで一度ヒラメが食ってきましたよ。餌は冷凍のイワシでした。
でこの根魚ですが、私にはあまり馴染みがないので誰なのかイマイチわかりません。
写真では大きさがわかりにくいですが、意外に大きいです。40cmほどありました。
調べたところ恐らく「ムラソイ」だと思うのですが、正確にはわかりません。
お造りと唐揚げにして食べましたがとても美味しかったですよ。
今年に入ってから私(父親)と娘(今年2月に3歳になったばかり)の二人きりで、丸一日過ごすことが多くなりました。
私の仕事環境上ふだんから娘と二人きりで接する機会は多いのですが、それでも丸一日を二人きりで過ごすことはまれでした。
娘も先月3歳になったばかりなので目を離すわけにもいかず、ほぼ付きっきりです。半日であるとか、丸一日であっても私一人ではなく妻と二人であればそれほどでもないのですが、完全に二人きりで丸一日となるとさすがに疲れます。
それが続くと少しいやらしく接してしまったり、怒ったり、辛く当たったりとポロポロとボロが出てしまいます。が、あとになって「言い過ぎたかも・・・」とか「さっきは構ってあげるべきだったかも・・・」などと反省と自己嫌悪に見舞われます。
よく親は子供に対しては無償の愛を注げるとか聞きますが、必ずしもそうでもないように思います。その時の親の感情、気分、疲れなど様々な要因で本当はこう接してあげるのがよいのはわかっているのに、そのように出来ないことは多々あるのではないでしょうか。結果場当たり的に愛を注いでいるつもりになっているような気がします。
つい先日のことですが、その日は[父と娘二人きり生活も四日目]で遊ぶこともやり尽くしたうえ、蓄積された疲労感と頭痛で娘には少し辛く当たっていたと感じていました。午後からは車に乗せるとよく寝るので、お昼寝と外の空気を吸ってリフレッシュも兼ねて海岸までドライブに連れていきました。
案の定車に乗せるとすぐに寝たので、海岸について目が覚めるまで待っていると1時間ほどで起きました。
特に遊ぶものもないただの海岸なので子供にとってはさほど面白いものでもないと思いますが、私と一緒に散歩しているだけで、嬉しそうに走ったり話しかけて来たりします。
私はそのとき嬉しそうな娘の姿をみて、突然胸がいっぱいになりました。と同時に得も言われぬ幸福感も感じました。
家に帰ってから、あの時のあの感情は何だったのだろうと考えてみましたが、おそらく娘の親に対する愛情に心を打たれたのではないかと思いました。
私自身その日の午前中は娘に対して辛く当たっていた自覚があった。さらに言えば娘も同じく数日間、私と二人きりで少なからずストレスを感じていたはず。にもかかわらず、一緒に砂浜を散歩しているだけでこんなにも愛情を注いでくれる。そんな娘からの無償の愛情にきっと感銘を受けたのだと思います。
お父さん、お母さんと一緒に遊びたい、新しく出来るようになったことをみてもらいたい、いい子で頑張ったことを褒めてもらいたい・・・など、子供が両親に向ける愛情は無償で無限なのだと感じます。
だからこそそういった子供達の気持ちを逆手にとったような、事件は本当に心が痛みます。
去年の夏の終わりの頃、リビングに設置しているメインのエアコンが壊れてしまいました。
当然冬場の暖もエアコンに頼っていたので、ないと困るのですが面積約20畳と天井高4.1mの容積を温めるエアコンともなると値段も馬鹿になりません。
そこで以前から気になっていたトヨトミの対流式石油ストーブを購入してみました。
カタログでは木造12畳となっていましたが、我が家の広い容積を持つ部屋も期待以上に暖めてくれました。というか一般的な天井高2.4mで12畳の部屋に置いたら逆に暑くて困るのではないかと思います。
今年の冬は徳島にしては少し寒いと思いますが、これを書いている今現在寒さで困ることはありませんでした。
ちなみに外皮性能というか環境性能は次世代省エネ基準をクリアする設計としています。
今現在新築の住宅でこれをクリアしていない家はないと思いますので、このトヨトミの対流式石油ストーブ(KR-47A)の能力であれば、倍の24畳ぐらいは大丈夫なのではないでしょうか。
品番からわかるように暖房能力は4.7Kwということですが、壊れたエアコンの暖房能力6.3kwと比較すると対流式石油ストーブの方が暖かく感じました。
これは石油ストーブならではの視覚的な効果や遠赤外線効果などによる付加価値によるものかもしれません。
石油ストーブを購入するにあたり、2歳の子供と猫5匹(今は4匹ですが・・・)がいるので少し不安でしたが、子供は言って聞かせたら素直に危ないものと認識してもらえましたし、猫達も言わずとも危ないことはしようとはしません。動物の感なのか、きちんとキルゾーンはわかっているようです。
さらに暖かいことはわかっているので、ストーブをつけると一匹また一匹と少しずつ上の写真のように集まって来ます。なかなかしたたかで可愛いです。
ただやはり良い事ずくめでもありません。
・まず今現在のように石油高だと灯油代も馬鹿になりません。(灯油1L100円ってなんなん。)
・灯油を買いに行って灯油を入れる作業やその時に充満する匂い。
・点火、消火時の匂い。定期的な換気の手間。
・直接化石燃料を使用し燃焼させているのでやはりある程度、安全には気を使う。
などがあります。どれも石油ストーブを使うに際して当たり前のことですが、手軽さや安全性でいうとエアコンが便利かもしれせんね。
あと燃費に関してはこんなものかな?という程度です。私は自宅で仕事をしているので、四六時中家にいるわけですが、少し控え目に使用して一ヶ月あたりの灯油使用量は40L~60Lといったぐらいでしょうか。
昨年の暮れ「もんす」があのようなことになってしまいましたが、昨年の夏(2021/08/31)に実は一匹迷い猫を保護していました。
2021年のお盆あたりから近所で子猫の鳴き声がしていたのですが、8月の末頃には2階の玄関に現れるようになっていました。これ以上猫を飼うつもりもなかったのですが、弱々しくガリガリに痩せており、見るに見かねて保護することにしました。
当初は一時保護し里親探しをするつもりでしたが、この猫が全くなつきません。結局今現在も人が直接触ることができない状況です。
そんな感じなので結局里親探しもできないままで、うちで飼っていくことになりました。
名前は娘が「小さいはどこ?」などと言っていたので、「小さいここにおるよ。」みたいな感じで「小さい」という名前が定着してしまいました。
ちいさいちゃんは、結構モサモサでしっぽはお団子しっぽです。メインクーンとボブキャットの間の子のような姿で手足も長いく手はとても大きく分厚いです。
大きくなりそうだなと思っていましたが、予想通り今現在のちいさいちゃんは全然小さくなく、もうすでに先住のむぅちゃんなんかより大きいです。
人には懐いていませんが、他の猫との相性はさほど悪くなさそうです。ゴメちゃんが父親兼母親みたいな存在になっています。
世間では値上げラッシュがおこっていますが、建築業界でも建材や設備機器など同様に値上げラッシュとなっています。
ウッドショックと言われるように木材の価格が膨れ上がっています。
上のチャートからもわかるように先物取引に関しては今現在過去最高値で、2021年の夏頃から比べると2.5倍ほどの価格になっています。
その他建材もほとんどのものが値上がりしています。一例を箇条書きで上げてみますと
・合板・・・昨年11月から10%程度の値上げ
・石膏ボード・・・昨年11月から30%値上げ
・外壁(国内大手各社)・・・昨年8月から17%の値上げ
・塗料(シンナー、溶剤、運賃など各々が)・・・10~20%程度の値上げ
・住宅設備(ユニットバスやトイレキッチンなど)・・・22年4月から2~39%の値上げ
・窓サッシ・・・22年4月から10~12%の値上げ
・コンクリート・・・22年1月より1トンあたり2000円程度の値上げ
また上記のグラフからもわかるように鋼材も高騰しています。2008年の北京五輪の鋼材高騰に迫る勢いです。鋼材の値上げは基礎に使う鉄筋や金属系の屋根や外壁にも当然影響を及ぼします。
これだけのものが値上がりしているので、住宅一棟ではかなり影響があることでしょう。
ここで重要なのはこの値上がりが恒久的なのか一時的であるのかということだと思います。
私は今の様々な建材の価格が妥当であるとは思いませんが、元の価格にも戻らないのではないかと思っています。
様々な値上げで大変ではありますが、上の記事のように少し気になるニュースもあります。
大手鋼材メーカーが鋼材価格の値上げにより過去最高益だということです。
これは値上げせざるを得ない状況から、蓋を開けてみると結果的にそうなってしまっただけかもしれませんが、末端で苦しんでいるユーザーからすれば不満も募るでしょう。
このようなことが他の木材、住宅設備でも起こっていないか不安になってしまいます。我々には値上げを強いておいて自分たちだけは利益を貪るようなことはやめて頂きたいですね。
前置きが長くなってしまいましたが、このように不安定な現状であるので今後どのように推移するのか少し様子を見たいというのが、当然の心情だと思います。
そこで設計にかかる費用であれば値上げもないので、その間にじっくり時間をかけてプランを練り上げてみては如何でしょうか?
設計にかかる時間はお客様によって変わりますが、最低でも基本設計と実施設計をあわせて3ヶ月はかかります。当事務所では平均すると6ヶ月程度ぐらいが多いかと思います。
また、設計に3ヶ月かけようが12ヶ月かけようが頂く設計料金に変わりはありません。当然設計期間が長くなれば事務所の利益は目減りしますが、仕事の性質上しかたがありません。
ご相談や簡単なプランのご提案であれば費用はかかりませんので、是非今の時期に当事務所をご活用頂ければ幸いです。
全て既製品を使った平屋の住宅です。
写真左側に見える美しい母屋と視覚的にどのように繋ぐかが課題でしたが、離れである本計画の平屋が主張しすぎないように調和する方向で設計しました。
これは私の指示ではなく現場の判断なのですが、土間コンクリートの割付がなかなかオシャレです。勉強になりました。
また前面道路から見ると一見フラット屋根(陸屋根)にしか見えませんが、実際は緩勾配の寄棟になっています。
分厚い軒先やケラバはあまり格好がよくないので、少しでも薄くシャープに見せるため垂木を加工しています。
外壁は一度使って見たかったケイミューのSOLIDOという商品を使わせてもらいました。既製品の外壁出隅のコーナー役物はだいたい幅広でかっこ悪いのですが、こちらの商品は私が普段使うようなアルミアングルを加工したようなシャープな役物で個人的にはとても気に入っています。
私の設計では意外に既製品を使用することが多いのですが、この度は内外ともに全て既製品を使用して設計しました。
既製品を使用して建築家っぽさが出せるかどうかが鍵でしたが、近年の既製品にはデザインや性能がよいものも多いので使い方次第でなんとかなりそうです。
結果的に施工に必要な時間、金額ともに圧縮できたのではないかと思います。
毎年自分ように作っているカレンダーなのですが、結構便利なのでこちらに置いておきます。
ダウンロードしてご自由にお使い下さい。
上の写真のように厚手の紙に印刷して大きめのクリップで留めて使っています。
A3サイズで書き込みができて六曜入りかつシンプルなカレンダーってなかなかなくて、自分で作るようになってしまいました。